より転載。
頑張らないってのがどういうことなのか、
言葉ではなんとなく理解しているつもりが、
実行してみようと思うと実行できてない、ということは
やっぱりわかってないんだと思いながらも
毎日過ごしていたんですが、
今年になって、それに対して一歩踏み出せた感がある。
仕事でもいろいろと依頼されたり頼まれ事があったりするけど、
どう考えてもおかしいと思うことも頻発していたから
わかりやすかったんだけど、
今、自分は工場勤務でほぼ会社にいた仕事から、
定年退職する人が出たのをきっかけに、配送ルートセールに
回されることに。
(まあこれもいろいろ問題あったんだけど)
なので、一旦配送に出てしまうと、基本的に会社には
絶対いないという状況になった。
こんな状況の中、自分が頼まれたことに対する知識があって、
就業時間内で、事務所でできていた仕事が、配送に変わったことで
一旦会社に戻って、定時どころか残業時間を延長しないと
スタートすらできないということを頼まれる。
(残業代なんてそもそも払う気がない会社ということを前提に。
本当でもらったこともない)
頼まれた理由は、
「だってこれわからんから(やったことないけど)」
自分はその案件については内容は確かにわかるしやれば直ぐにできる、
そんなに難しくない案件だけど、ちょっとまてよ、と。
常に事務所にいていつでもできる人間が、事務所に常にいないけど
理解できて仕事ができるから仕事を頼もうっていう安易な考えに腹が立ち始め、
社長に直接言った言葉は、
「この案件は自分はできませんしやりません」
と、はっきり言ったこと。
本や雑誌などに、
「やることとやらないことを決める」
とか、
「いい人をやめる」
とか書いてあっても実感できなかったのね、だけどこの案件に
関してはすんなり受け入れてやらない、と決めることができた。
そのパワーといえば、腹が立ったのと、
もちろんやりたくないってのと(笑)
そりゃ、ただやりたくないってのはダメだけど、理路整然と、
断る理由を述べさせてもらいましたよ。
事務所にいるやつが、やってもいないのにできないと言って
やらないのはどうかと思うし、自分は基本
この場(事務所)には入れないしいたらいけない人間
(ルート配送だからいたらいけないでしょ(笑))だから、
いない人間に残業をしてまでやる仕事ではないので
断ります、と。
もちろんこの理由の裏には、
(残業代も出さないのに、残業してでもこの仕事を
しなさいってのは無理だから。事務所にいるやつがやりも
しないでできないって言うその環境をなんとかしろ。やれよ。
お前らちゃんと仕事しろよ)
的なことです。
渋い顔こそされたけど、実際、事務所には自分はいることが
できないんだからしょうがない。
数日後、黙ってそれとなく様子を探っていると、それなりに
やってるじゃん、ってことで、自分がその案件をすることは
なくなりました。
自分がやらなくていいことはやらない、ということが
一歩踏み出せた、別に頑張らなくても仕事はそれなりに
回るしね。
なにせ、最悪自分を追い込めないようにするための手段でも
あるし。
もうちょっと楽をしないと自分へのダメージを少なくして
おかないと自分自身がダメになる。
だめになってからでは遅いしかえってまわりにも迷惑を
かけてしまうからそれでいいのよ、と。
頑張らないわけじゃないですよ、やるときはやらないと
いけないときもある。
だからこその頑張らないこともできてないとね。
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