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残業手当はすぐになくしたほうがいい カルビー・松本会長
http://www.itmedia.co.jp/business/spv/1806/05/news064.html
うん、記事の内容を見て、なるほどな、と思いました。
間違ってないし、大手の会社としては改革、というか先進的と
いうか、社員の立場に近いような発言だったりしますし、
多くの会社にはない形態を取ればいい、という差別化にもなる
ような発言は、営業などの業種で、成果を求められる業態では
腑に落ちるし、工場での労働者と営業などの労働者との間での
制度が一緒である必要もない、というのもなるほど、とは
思います。
制度を共通化する必要はありません。時間ベースで働くか、成果ベースで働くか、それだけのことです。成果が嫌だったら、工場で働ければいい。そんな当たり前のことを当たり前に説明できないから、くだらない議論になるのです。
ということなんですね。
リモートワークなどなど、オフィスに来なくてもできるように
している会社などでは、オフィスは限りなく要らなくなる
から、残業自体が要らなくなる、などなど、残業手当という
制度についての想い、いらないという発言はなるほどなと
思います。
ただし、地方の中小企業の一番の問題は、残業手当という
制度のおかげで、残業したのにもらえない、出さない、
出す気がない企業に対して物申すことができるわけです。
残業手当制度がなくなると、現状のまま残業だけが残り、
残業そのものが無くなるので支払われることがないから
どんどん残業させることになりませんか?
考えすぎ?
当たり前に残業手当を出す会社、出していた会社が
初めて廃止、いらないという発言が許されるわけであって、
残業手当を出さない、出す気がない会社には、
制度そのものを語る権利はないと思いますが、
いかがでしょうか?
決めたルールを当たり前に遂行してから物申してください。
話はそれからです(笑)
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