言わんとすることはわかるんですが、
そりゃ、時給が高ければ、働いて、給料をもらう側は
そのほうがいいんですけど、その金は、
降って湧いてくるわけじゃないですからね。
特売やってる場合じゃなくなってくるし
買う側は高いお金を出して買わないといけなくなる訳です。
時給だけ語るのではなくて、商売的に
全てが回る仕組みも同時に考えないと、
こいつ馬鹿か?で終わってしまう残念な人になってしまうので
あくまでも、問題提起のきっかけとして
出すぐらいでならまあ、良いかな、と思います。
馬鹿正直に実現可能と思っちゃアカンですよ。
The post 最低賃金1500円訴える21歳「脱貧困へ夢ある額」:朝日新聞デジタル first appeared on Constant stream of information.]]>お金を得ていると思う。
そこで時給と年間の労働時間を まずは確認してみる。
自分の住んでいる都道府県では、 定められた労働最低賃金は、
754円。
これを踏まえて、考えてみる。
時給760円のパートさんが 1年間で働けるじかんは、
扶養家族で103万と130万の壁が あるだろうから、これらの条件に。
103万って何?
給与収入103万円以下-給与所得控除65万円-基礎控除38万円=税金がかかる所得はゼロ
ということのようだ。
まずはこれを踏まえて、時給で計算してみると、年間に仕事できる
時間数はこんな感じ。
1,030,000円÷760円=1355.263157894737
約1355時間。
これを月で割ると、
1355時間÷12ヶ月=178.3052631578947
約178時間。これを、1日平均8時間労働だとすると
178時間÷8時間=22.25日。
時給760円だと、月に22日働いても103万円の壁というものを
超えなくても済むことになる。
見方を変えると。月間30日あるとして、月に8日は休むことができる、
というか8日しか休めないと思う人もいるかもしれない。
パートさんで月8時間労働、月間8日の休みだと、普通の社員と
何ら変わらない労働時間になってしまう。
同じように計算してみる。
1,030,000円÷800円=1287.5時間 だから約1287時間
1287時間÷12ヶ月=107.25時間 だから約107時間
107時間÷8時間=13.375 だから13日
月に13日の労働。月間17日の休みを入れることができる。
時給が40円違うだけで月間の休日が倍以上変わってくる。
パート労働以外にもしなければならずとても忙しい主婦の方には
この休日日数の差はとても大きいのでは。
逆に雇う経営者側からしたら、どれだけでも時給を少なくして
働かせたほうがたくさん働いてもらえるから時給は安いに
越したことはない。
まあ、時給が安いと、当然収入のことを考えるから、
よりいい時給のところに代わっていくということはありますからね。
ある県の最低賃金で計算はしてみたけど、これだけ違いがでることが
改めて驚きではあったけど、立場が変わると時給の意味合いが
変わってくるしね。
働く側は、どれだけでも時給の高いところで働くことで収入と休みの
バランスを取ろうとするだろうし、雇う側はどれだけでも経費を
かけないで労働力を確保したいだろうし。
ただ、時給も度が過ぎると労働者は集まらないだろうし、
中には、都道府県の労働最低賃金を知らずに、募集の時点で
募集に来た人に、
「最低賃金以下では働くことはできません」
って言われて恥をかく経営者もいるって聞くし(笑)
それと、こうした労働時間と休日の調整は、基本労働者である
自分が管理しないといけないってことらしく、会社では管理してくれない
とのこと。
だから、103万の壁を超えると都合が悪い、ということなら、遠慮なく
休日の希望を出したりして労働時間の調整をしながら
働く必要がある、ってことだそうだ。
一部参考にしたサイト
扶養?控除?「103万円の壁」は気にしない
http://allabout.co.jp/gm/gc/12692/
<
p class=”aa_article-heading-title”>[amazonjs asin=”4776209136″ locale=”JP” title=”自分の給料をいまより上げる方法”]
各都道府県では、最低賃金が
決められています。高校生とか65歳以上の場合は確か違うのかな?
(一部業種ではやや高めに設定されています)
基本、この最低賃金を下回っての募集や
雇用はないはずなので、これに違反すると
どうなるのか、案外わかりません。
違反前提でものごとをすすめるわけじゃないですからね。
ブラック企業は別として。
私の県では、すべての業種で、
時給が754円。
パート、アルバイトの募集で
一番気になるのが時給や月給。
ある意味仕事内容より気になりますよね。
先日、とある会社で実際に起きた(であろう)応募者との面接でのやり取り。
社長「では、来週から来ていただこうかと思いますが、時給は750円でお願いします。」
応募者「それだと最低賃金に満たないので働けません。」
笑っちゃいました(笑)
こんな事が実際あるんですよね。
最低賃金の事を知らない社長、
最低賃金のことをちゃんと知っている応募者。
こんなやり取りがあっただけ、まだマシかもしれません。
実際はその会社に応募すらしない
でしょうから、やり取りがあったこと自体良かったと思うべきでしょう。
ブラック企業なんてよういいますが、
すぐ外に転がってます(笑)
こんな残念なことはあり得なさすぎ(笑)
さらには、後で確認したんですが、
この会社の求人票には、最低賃金プラス6円に設定されてました。
(754円に、端数を合わせて6円足して
760円になってました。地方の時給なんてそんなもんです。)
こうして一つ一つ会社の信用をなくして、
自ら会社を陥れていることに気が付かず、社員、パートに葉っぱをかけるのは
ゲスの極みです。
経営はたしかに大変で、あれこれ気を使うことはわからなくもないんですが、
最低限のルールを守れないようでは
資質を疑います。
できないんだったら、できる人に
権限を渡すなどしてもらったほうが
よほどまし。
こんな最低のやり取りぐらいでも
なくなってほしいものです。